Armadillo
Armadillo-Box WS1 BLE Gateway †
株式会社アットマークテクノの Armadillo-Box WS1 は
同社の Armadillo-400 シリーズと同じ i.MX257 を CPU として使用し
Armadillo-420 と色違いの同じサイズの筐体に収められていますが、
ROM/RAM は 32M/128M と Armadillo-420 の2倍搭載し、
920MHz無線通信規格 Wi-SUN の通信モジュールも搭載されています。
Linux kernel は 3.14 を使用し、同社の Armadillo-IoT とほぼ同じソフトウェアが動作します。
今回は Wi-SUN を使用しない構成のため Wi-SUN モジュールは取り外し、
Bluetooth Low Energy 経由で収集した BLE温度ロガーのデータを
fluentd でログ集約サーバーに集め、
Elasticsearch と kibana3 で温度の変化を可視化しています。
ソフトウェア構成 †
default の Armadillo-Box WS1 用 ユーザーランドに、以下のものを追加しています。
- Bluetooth 対応(Bluetooth kernel driver、Bluez)
- USB Wifi 対応(USB Wireless LAN driver)
- fluentd
- Bluetooth Low Energy Gateway アプリケーション(BeatCraft オリジナル)
変更作業 †
以下の作業を順次加えることで Armadillo-Box WS1 を BLE(Bluetooth Low Energy) Gateway にしています。
作業手順はそれぞれのページをご覧ください。
更新履歴 †
2015/12/08 初稿掲載
Satoshi OTSUKA