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* USB-HUB&Ethernetモジュール [#rb14b75a]
USB HUB機能を内蔵したEthernetアダプタモジュールを試作しました。 USB-HUB&Etherチップには SMSC社製の LAN9514を採用しています。
USB HUB機能は、USBケーブルで接続するだけで利用できます。 Ethernetは、10/100Base-TXをサポートしています。
Windows 用のドライバは SMSC社のページからダウンロードして使うことが出来ます。
- 回路図 &ref(BC-103-0001.pdf);~
- 回路図 &ref(BC10-103-0001.pdf);~
- 外観 (サイズは 50x100mm)~
&ref(usb-hub_Ether.jpg,,25%);~
今回の試作版では、LANコネクタ部分の配線に誤りがありました。写真は、修正作業を行い、動作確認したものです。回路図は、修正内容を反映したものになっています。
- 主な仕様
|USB規格|USB 2.0 / 1.1||
|アップストリームポート| 1|USB Mini-Bコネクタ|
|ダウンストリームポート| 5|内 1つは Ethernetアダプタ固定|
|Ethernetポート | 1|USB接続, 10/100Base-TX|
** 使い方 [#i88cd24a]
- SMSC社のページから 利用するOSにあわせて USB-Ethernetのドライバをダウンロードします
-- http://www.smsc.com/index.php?tid=247&pid=97&cid=&tab=3 から、ソフトウェアのダウンロードのページに進んでください (2011/10/14現在)
- ドライバを Windows 環境にインストールします
- 電源の供給方法は USBバスから、または外部電源を利用できます
- ボードのジャンパを設定します
-- J3 の 1-2, 3-4, 5-6, 7-8 をそれぞれジャンパピンでショートさせます
-- USBバスから電源を供給する場合
--- J8 の 7-8間、および 9-10間をジャンパピンでショートさせます~
USBバスからですと、接続するデバイスによって電力が不足して不安定になる場合があります。このようなときは外部電源に切り替えてください
-- 外部電源の場合
--- DC 5Vの電源(2A以上を推奨) を J8 の 1,3,5 を −極、2,4,6に+極に接続します
- USBケーブルで接続すれば、必要なソフトウェアがインストールされて、利用できるようになります
今後、デバッグ用の配線、部品を外した版を別途作成予定です。作成できましたら、情報を更新する予定です。
*** bc10での使用 [#xf4787b6]
USB-HUB&Ethernetモジュールをbc10で使用するためにbc10kernelにLAN9514用ドライバを組み込みます。
必要なドライバはEthernet機能のみです。USB-HUB機能にはドライバは必要ありません。
ドライバーはkernel config の以下の場所にあります。 ~
Device Drivers --->
[*] Network device support --->
--- Network device support
USB Network Adapters --->
<*> SMSC LAN95XX based USB 2.0 10/100 ethernet devices
以下の例はbc10(OpenEmbedded Linux)にEthernet,USBキーボード,USB-diskを接続した例です。~
#ref(DSCF1413008.jpg,,25%);~
見辛いですが、USBキーボードを使用しifconfig コマンドとdf -h コマンドを実行した結果です。
Ethernetはデバイス名usb0で認識されています。また8GBのUSB-diskも/dev/sdaデバイスとして
認識されています。~
#ref(DSCF1410005.jpg,,25%);~