BC-ANT-SERIAL を使った使用例 その2です。
使用例 その2では BC-ANT-SERIALを使った電子オルゴールの受信ユニットを組み立てます。
この使用例 その2は、CPUに NXP社さんの LPC1114FN28/102 (28ピンのDIP品) を利用したものです。使用例 その1 で組み立てた 送信機からのメッセージを解析して、マイコンに接続されたメロディーICを操作することにより、スピーカーからメロディを出力します。
使用する メロディICの種類に応じて 受信機の回路図は 2パターンあります。実際に使用するメロディーICにあわせて、受信機の組み立てを行います。
回路図: MAKER-2012-0003A.pdf (SM6201版)
回路図: maker-2012-0004a.pdf (UM3481版)
MAKER-2012-0003A
使用部品一覧
No | 数量 | リファレンス | 品名 | スペック等 | 備考 |
1 | 2 | C1, C2 | 積層セラミックコンデンサ | 0.1uF | 汎用品で OK |
2 | 1 | C3 | タンタルコンデンサ等 | 10uF | 汎用品。電源安定用です。10uF前後で構いません |
3 | 1 | J1 | ピンヘッダ | 1列 x 8ピン | 2.54mmピッチ。 LPC-Link等接続用 |
4 | 1 | J2 | ピンヘッダソケット | 1列 x 5ピン | 2.54mmピッチ。BC-ANT-SERIAL接続用 |
5 | 1 | Q1 | NPN小信号用トランジスタ | 2SC1317, 2SC1815など | 小信号用トランジスタが使えます |
6 | 1 | R1 | 抵抗 | 1kΩ 1/16W〜1/4W | 汎用品。炭素被膜抵抗可 |
7 | 1 | R2 | 抵抗 | 510kΩ 1/16W〜1/4W | 汎用品。炭素被膜抵抗可 |
8 | 1 | R3 | 抵抗 | 10kΩ 1/16W〜1/4W | 汎用品。炭素被膜抵抗可 |
9 | 1 | SP1 | スピーカー | ローノイズ用ダイナミックスピーカー等 | |
10 | 1 | U1 | CPU | LPC1114FN28/102 | |
11 | 1 | U2 | メロディIC | SM6201 | 秋月電子通商さんで購入可能。2個入りのうち 1個のみ使用します |
12 | 1 | BC-ANT-SERIAL | |||
13 | 1 | ピンヘッダ | 1列x5ピン | BC-ANT-SERIALに半田付けし、J2に接続します |
MAKER-2012-0004A
使用部品一覧
No | 数量 | リファレンス | 品名 | スペック等 | 備考 |
1 | 2 | C1, C2 | 積層セラミックコンデンサ | 0.1uF | 汎用品で OK |
2 | 1 | C3 | タンタルコンデンサ等 | 10uF | 汎用品。電源安定用です。10uF前後で構いません |
3 | 1 | C4 | 積層セラミックコンデンサ、タンタルコンデンサ等 | 2.2uF | 汎用品。 |
4 | 1 | C5 | 積層セラミックコンデンサ、タンタルコンデンサ等 | 1uF | 1uF前後でかまいません。メロディIC用 |
5 | 1 | J1 | ピンヘッダ | 1列 x 8ピン | 2.54mmピッチ。 LPC-Link等接続用 |
6 | 1 | J2 | ピンヘッダソケット | 1列 x 5ピン | 2.54mmピッチ。BC-ANT-SERIAL接続用 |
7 | 1 | Q1 | NPN小信号用トランジスタ | 2SC1317, 2SC1815など | 小信号用トランジスタが使えます |
8 | 1 | R1 | 抵抗 | 75kΩ 1/16W〜1/4W | 汎用品。炭素被膜抵抗可 |
9 | 1 | R2 | 抵抗 | 180kΩ 1/16W〜1/4W | 汎用品。炭素被膜抵抗可 |
10 | 1 | SP1 | スピーカー | ローノイズ用ダイナミックスピーカー等 | |
11 | 1 | U1 | CPU | LPC1114FN28/102 | |
12 | 1 | U2 | メロディIC | UM3481 | 秋月電子通商さんで購入可能。 同シリーズの他のメロディICに差し替え可能 |
13 | 1 | BC-ANT-SERIAL | |||
14 | 1 | ピンヘッダ | 1列x5ピン | BC-ANT-SERIALに半田付けし、J2に接続します |
LED、抵抗、コンデンサ、スイッチ、ピンヘッダ、CPUなどは 秋葉原等で購入できます。 通信販売を利用するときは、秋月電子通商さん、千石電子さん、マルツさんなどの通信販売でそろえることができると思います。メロディーICは秋月電子通商さんで購入しました。
開発環境には LPCXpresso IDE を利用しました。(Version: LPCXpresso v4.3.0)
LPC-Link等を使わずに、単独で、電源を供給する場合は、2〜3.3Vの電源を J1 の 1番ピンに +極を、 8番ピンに -極を接続します。
(サンプルプログラムについては、後日追加します)
2012.11.19 部品リストを追加 2012.11.29 コメント追記