BC-ANT-SERIAL を使ったサンプルです。 Texas Instruments MSP430 LaunchPad に搭載する各種センサ・ボードを作成しました。
BC-ANT-SERIALは わずか 5ピンでマイコン等に接続することができます。 1.9〜3.3Vの電源とグランドのほかに シングルエンドの TXD, RXD, RTS という3本のラインのみです。(ほかに リセット、スリープ、サスペンドを追加することもできます) この 5ピンは広く使われている 2.54mm (0.1インチ)ピッチのピンヘッダを使うことができます。
温度センサ・ボード回路図: maker-2012-1002a.pdf
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気圧センサ・ボード回路図: maker-2012-1003a.pdf
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湿度センサ・ボード回路図: maker-2012-1004a.pdf
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温度センサ・ボード使用部品一覧
No | 数量 | リファレンス | 品名 | スペック等 | 備考 |
1 | 1 | MCP9801 | 温度センサ | ||
2 | 8 | LED0-LED7, D2, D3, D4 | LED | チップタイプでも リード付 φ3〜5mmでも OK | |
3 | 1 | J1 | ピンヘッダ用ソケット | 1列 x 5ピン | 2.54mmピッチ BC-ANT-SERIALモジュールに合わせる |
4 | 8 | R1,R2,R8-R13 | 抵抗 1/16〜1/4W | 1kΩ | |
5 | 4 | S1, S2 | プッシュスイッチ | モーメンタリタイプ | 押すと ONになるタイプ |
6 | 1 | BC-ANT-SERIAL | |||
7 | 1 | ピンヘッダ | 1列 x 5ピン | 2.54mmピッチのものを BC-ANT-SERIALに半田付けし、J2に接続します |
気圧センサ・ボード使用部品一覧
No | 数量 | リファレンス | 品名 | スペック等 | 備考 |
1 | 1 | BMP-085 | 気圧センサ | ||
2 | 8 | LED0-LED7, D2, D3, D4 | LED | チップタイプでも リード付 φ3〜5mmでも OK | |
3 | 1 | J1 | ピンヘッダ用ソケット | 1列 x 5ピン | 2.54mmピッチ BC-ANT-SERIALモジュールに合わせる |
4 | 8 | R1,R2,R8-R13 | 抵抗 1/16〜1/4W | 1kΩ | |
5 | 4 | S1, S2 | プッシュスイッチ | モーメンタリタイプ | 押すと ONになるタイプ |
6 | 1 | BC-ANT-SERIAL | |||
7 | 1 | ピンヘッダ | 1列 x 5ピン | 2.54mmピッチのものを BC-ANT-SERIALに半田付けし、J2に接続します |
湿度センサ・ボード使用部品一覧
No | 数量 | リファレンス | 品名 | スペック等 | 備考 |
1 | 1 | HIH-6130 | 湿度センサ | ||
2 | 8 | LED0-LED7, D2, D3, D4 | LED | チップタイプでも リード付 φ3〜5mmでも OK | |
3 | 1 | J1 | ピンヘッダ用ソケット | 1列 x 5ピン | 2.54mmピッチ BC-ANT-SERIALモジュールに合わせる |
4 | 8 | R1,R2,R8-R13 | 抵抗 1/16〜1/4W | 1kΩ | |
5 | 4 | S1, S2 | プッシュスイッチ | モーメンタリタイプ | 押すと ONになるタイプ |
6 | 1 | BC-ANT-SERIAL | |||
7 | 1 | ピンヘッダ | 1列 x 5ピン | 2.54mmピッチのものを BC-ANT-SERIALに半田付けし、J2に接続します |
水分センサ・ボード使用部品一覧
No | 数量 | リファレンス | 品名 | スペック等 | 備考 |
1 | 1 | MSP430G2553 | CPU | ||
2 | 2 | 抵抗 | 1KΩ | RST/NMTピンのプルアップ用 | |
3 | 1 | LED | 動作確認用 | ||
4 | 1 | 電池ホルダー | CR2032用 | ||
5 | 1 | マイクロスイッチ | 電源ON/OFF用 | ||
6 | 1 | SEEED-SEN92355P | 水分センサ |
LED、抵抗、コンデンサ、スイッチ、ピンヘッダ、CPUなどは 秋葉原等で購入できます。 通信販売を利用するときは、秋月電子通商さん、千石電子さん、マルツさんなどの通信販売でそろえることができると思います。各種センサは、digikey さん、switch-science さんで購入可能です。
開発環境には energia(Arduino からfork した MSP430 LaunchPad 開発環境) を利用しました。
新しいプロジェクトを作成し マイコンボードに LaunchPad w/ msp430g2553(16MHz)を選択してください。シリアルポートは、お使いの環境に応じて適宜指定してください、
各センサ・ボード用に作成したプロジェクトでコンパイル、書き込みを行ってください。
先頭にある定義をそれぞれ切り替えることにより、各センサを切り替えます。 例えば、気圧センサの場合は、下のように編集してください。
#undef USE_TEMPSENSOR
#undef USE_MCP9801
#define USE_BMP085
#undef USE_HIH6130
#undef USE_SEN21723
このスケッチを実行すると、各センサから読み出した値を BC-ANT-SERIAL を使って送信します。 通信パラメータは以下の通りです。
温度センサ | 気圧センサ | 湿度センサ | 水分センサ | |
Device# | 33 | 34 | 35 | 0 |
DeviceType | 0 | 0 | 0 | 0 |
TransType | 0 | 0 | 0 | 0 |
Period | 2Hz | 2Hz | 2Hz | 2Hz |
Freq | 2466Mhz | 2467MHz | 2468MHz | 2450MHz |
wxPython で記述されています。wxPython 実行環境を正常にインストールしてこのサンプルを実行すると、各センサボードで測定された値を表示します。
動作確認に使用した環境は、python-2.7.3、wxPython2.8-win32-unicode-2.8.12.1-py27.exe です。