labs.beatcraft.com
bc9/sdks

bc9-boot-microsd-image--release20091201 設定手順

bc9-boot-microsd-image--release20091201 は、
bc9-android-sdk--release20091201 上でビルドし
以下のmicroSDイメージ作成の手順で作成したOpenEmbedded Linux および Android の
動作を確認した microSD をそのままアーカイブにしたものです。

URL

http://sourceforge.jp/projects/bc9-dev/downloads/44832/bc9-boot-microsd-image--release20091201.tar.gz/
上記リンクのファイルをダウンロードします。
展開すると以下のようなアーカイブがはいっています。

$ tar xvfz bc9-boot-microsd-image--release20090815-fix.tar.gz
$ ls bc9-boot-microsd-image--release20090815-fix
bc9-boot-microsd-partition-1-fat.tar.gz
bc9-boot-microsd-partition-2-ext3.tar.gz

それぞれをファイル名のように microSD の FAT フォーマットした第1パーティションと
ext3 フォーマットした第2パーティションへ展開します。

microSD イメージ作成

microSD 準備

注:bc9 での microSD の動作確認についてはこちらをご参照ください。

gparted などで microSD を二つのパーティションに分割します。

最初のパーティションは linux kernel と起動用スクリプトを置くことが本来の用途で、
そのためだけであれば 10M ほどの容量で十分です。
が、現在の bc9 の設定では android が起動した際にメディアファイル置き場としても利用していますので
2G の microSD に対して 1.5G と大きめに容量を割り当てます。

第2パーティションは OpenEmbedded Linux の userland と、android の userland を置きます。
こちらも容量 100M ほどあれば十分ですが、OpenEmbedded や Android へ
後からアプリケーションを追加インストールする場合の容量を考慮して500Mを割り当てます。

イメージの展開

上記のようにフォーマットした microSD に以下のようにファイルを展開します。

beat@bc9-android-sdk:~$ mount
/dev/sda1 on / type ext3 (rw,relatime,errors=remount-ro)
proc on /proc type proc (rw,noexec,nosuid,nodev)
/sys on /sys type sysfs (rw,noexec,nosuid,nodev)
varrun on /var/run type tmpfs (rw,noexec,nosuid,nodev,mode=0755)
varlock on /var/lock type tmpfs (rw,noexec,nosuid,nodev,mode=1777)
udev on /dev type tmpfs (rw,mode=0755)
devshm on /dev/shm type tmpfs (rw)
devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
lrm on /lib/modules/2.6.24-24-generic/volatile type tmpfs (rw)
securityfs on /sys/kernel/security type securityfs (rw)
gvfs-fuse-daemon on /home/beat/.gvfs type fuse.gvfs-fuse-daemon (rw,nosuid,nodev,user=beat)
/dev/sdb1 on /media/disk type vfat (rw,nosuid,nodev,uhelper=hal,shortname=mixed,uid=1000,utf8,umask=077,flush)
/dev/sdb2 on /media/disk-1 type ext3 (rw,nosuid,nodev,uhelper=hal)
 
$ sudo tar -C /media/disk -xzvf bc9-boot-microsd-partition-1-fat.tar.gz
$ sudo tar -C /media/disk-1 -xzvf bc9-boot-microsd-partition-2-ext3.tar.gz

注意事項

ファイル展開後の microSD を bc9 の microSD スロットに挿して起動すれば、bc9-android-sdk--release20091201で作成された イメージを使用できます。
ただし、OpenEmbedded Linux 初回起動時の ssh_key 生成もすでに行われてしまっているので、
OpenEmbeded Linux が起動しているときに login し、以下のコマンドで ssh_key を更新して下さい。

$ cd /etc/dropbear
$ rm dropbear_rsa_host_key
$ dropbearkey -t rsa -f dropbear_rsa_host_key

BC::labsへの質問は、bc9-dev @ googlegroups.com までお願い致します。
トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-01-21 (木) 19:55:05 (5371d)