ANT
BeatRun説明書 †
1. 概要 †
BeatRunは、iPhoneやiPod touchを使用してウォーキング、ランニング、サイクリングといったワークアウトのデータをライブで表示したり、記録や管理ができるiOS用のアプリケーションです。iPhoneに内蔵のGPSセンサーを利用して位置を検知し、走った距離、時間、スピード、ペースなどのデータと走った軌跡を地図上にリアルタイムで表示します。
2. 機能 †
2.1 基本機能 †
- BeatRunは、ウォーク、ラン、自転車の3種類のワークアウトに対応しています。
- iPhone、iPod touchに内蔵されているGPSセンサーを利用して、地図上にスタート&ゴール地点の表示、現在位置の特定、軌跡の表示ができます。(iPhone、iPod touch単体で測定、別個のセンサーは必要なし)
- GPSデータより距離、速度、平均速度、ペースなどのワークアウトのデータを算出します。
- ワークアウトのデータと軌跡を表示した地図と共にリアルタイムで表示します。
- 軌跡が表示された地図とワークアウトのデータをiPhone、iPod touchに保存します。
- ワークアウトの結果や軌跡が表示された地図をソーシャル ネットワーク サービスにアップロードできます。対応しいるソーシャル ネットワーク サービスは以下の通りです。
- Twitter
- Facebook
- RunKeeper
- Twitter、Facebookにはコメントを追加できます。
2.2 追加機能 †
- BeatRunに対応するANTアダプタを使用した場合、ANT+に対応するセンサーとデータの通信が可能になります。BeatRunが対応しているANT+デバイスプロファイルは以下の通りです。
- ストライドセンサー(歩数計)Stride Based Speed & Distance (STP、SPD)
- ハートレートモニター(心拍計)Heart Rate Monitor (HR)
- 自転車用スピードセンサー & ケイデンスセンサー Bicycle Speed & Cadence (CAD、SPD、S&C)
- ANTアダプタやペアリングの確認済みのANT+センサーに関しては、ANT/ANTアダプタをご覧下さい。
3. 必要条件 †
3.1 必要条件 †
- BeatRunを使用を使用する場合、以下の条件を満たしているiPhone、iPod touchが対象となります。
- iOS 5.1 以降に対応
- GPSセンサー内蔵
- 30ピンコネクタ ※ANTアダプタを使用して、ANT/ANT+センサーとデータ通信を行う場合に必要。Lightningコネクタの場合、Apple純正のLightning-30ピンアダプタを介して使用も可能です。
3.2 対応機種 †
- iPhone
- iPhone 3GS
- iPhone 4
- iPhone 4S
- iPhone 5
- iPod touch
- iPod touch(第3世代)
- iPod touch(第4世代)
- iPod touch(第5世代)
(iPhone 5、iPod touch (第5世代)でANTアダプタと使用する際には、Apple純正のLightning-30ピンアダプタが必要です。)
4. 使用方法 †
4.1 基本操作 †
- BeatRunをAppleのiTunes App Storeよりインストールします。
- GPSセンサーがオンになる状態にして下さい。(機内モードはオフにして下さい)
- 「スタート」をタッチして下さい。
- GPSからの位置情報が取得できない場合か、GPSの精度が低い場合は、確認のポップアップウインドウがでます。問題がなければ「スタート」をタッチして下さい。
- ワークアウトの種類を選択するボタンがでてきますので、行うワークアウトを1つ選択して下さい。選択するとワークアウトが開始します。
- ワークアウトを一時中断、終了する際には、「ポーズ」をタッチして下さい。
- 一時中断した、ワークアウトを再開する場合は左側の「再開」をタッチしてください。今行っているワークアウトをこのまま終了する場合は、「完了」にタッチして下さい。確認のポップアップウインドウがでますので「完了」をタッチして下さい。
- 「完了」をタッチすると、画面は「履歴」に移行します。ワークアウトの結果を保存する場合は、左上の「閉じる」にタッチして下さい。ワークアウトの結果を破棄する場合は、右上の「ゴミ箱マーク」にタッチして下さい。
4.2ソーシャルネットワークサービスへの登録の仕方 †
- Twitter、Facebook、RunKeeperなどのソーシャル ネットワーク サービスを利用する場合は、予めそれぞれのサービスのサイトに登録して下さい。
- TwitterとFacebookのiOSアプリケーションをダウンロードして下さい。TwitterとFacebookは、iOSの「設定」の「Twitter」と「Facebook」からアカウントを設定して下さい。詳細は、TwitterとFacebookの各サイトでiOSでの設定方法を確認して下さい。設定が終了すればすぐにBeatRunからデータのアップロードができます。
- RunKeeperと接続する場合、BeatRunの「メニュー」から「共有設定」へ移動して下さい。(「メニュー」に移動する場合は、画面左上のアイコンにタッチして下さい。)
- 「共有設定」から「RunKeeper」を選択します。
- 「RunKeeper」が開き、「Connect to RunKeeper」にタッチします。
- タッチするとブラウザーアプリケーションが開き、「RunKeeper」のログイン画面行きます。
・メールのアドレスとパスワードを入力して「Submit」にタッチして下さい。
・Facebookのアカウントを使う場合は、下の「Log in With Facebook」に画面にタッチして下さい。
- 画面が変わって、認証の画面に移行します。そうしたら下の緑の「Allow」をタッチして下さい。
- 「Allow」にタッチすると、「BeatRun」の「共有設定」セクションの「RunKeeper」画面に戻ります。「Connect to RunKeeper」の下に「Disconnect」が出てれば設定は完了です。
4.3 ソーシャルネットワークサービスへのアップロードの仕方 †
- 「完了」ボタンにタッチしてワークアウト終了後、ワークアウトの結果は「履歴」の画面に移行します。「履歴」の画面の左下の「ワークアウトを共有」をタッチして下さい。
- 「ワークアウトを共有」のボタンにタッチするとスクリーンが出てきますので、アップロードするソーシャルネットワークサービスを選択して下さい。
- Twitter、Facebookのボタンをタッチすると、ワークアウトの結果とコメントを書き足せるウインドウが上がってきます。好みによりコメントを書き足して下さい。右上の「送信」にタッチして送信して下さい。
- RunKeeperはボタンにタッチすると結果はRunKeeperにアップロードされます。
4.4 ANT+センサーと接続方法 †
- iPhone、iPod touchの30ピンコネクタにANTアダプタを差し込みます。
- ANTアダプタの接続を確認する「ANTアダプタ」のポップアップウインドウがでます。ANT+センサーの接続設定する場合は、「センサー設定」を選択して下さい。
- 「センサー設定」にタッチすると「センサー設定」の画面に移行します。画面よりペアリングするANT+センサーのデバイス プロファイルを選択します。
- 後で設定の変更や編集が必要な場合は、「メニュー」から「センサー設定」を選択して、変更や編集が必要なデバイスプロファイルを選択して下さい。ANTアダプタが接続されていないば、デバイスプロファイルにてANT+センサーの設定ができません。
- デバイス プロファイルを選択すると、設定画面がでますので「接続」にタッチして下さい。BeatRunがペアリングするANT+センサーを探し始めます。
- 接続すると、ANT+センサーのIDナンバーなどが入力されます。入力された内容の一部は、変更が可能です。個々に合わせて変更し、変更終了後に右上の「保存」にタッチして下さい。変更を保存しない場合や変更がない時は、「キャンセル」にタッチして下さい。「センサー設定」の画面に戻ります。
更新履歴 †
2013-05-31 初稿掲載