BC-USB-Kit を使って行う、PIC Programming 101、あるいは PIC for Dummy 的なドキュメントです。
古式に則り、まずはLEDを点灯させるところまで。
http://labs.beatcraft.com/ja/index.php?BC-USB-Kit%2Fget%20started
ここを参考に MPLAB X IDE をインストールして下さい。
# ここでは MPLAB X IDE v2.35 を Mac OS X (10.10.3) にインストールして使っています。
bc_usbkit_pic24f.zip をダウンロードし、適当な場所に展開して下さい。
BC-USB-Kit を簡単に使えるように、クロックなどの初期設定や、ボタンやLEDの設定と関数を用意したものです。
メニュー File/New Project を開きます。
Categories から Microchip Embedded、Projects から Standalone Project を選び Nextボタンを押します。
Family は16-bit MCUs (PIC24)、Device は PIC24FJ128GB202を選択し、Next。
PICKit3を選択。
X16を選択。
Project Name に “LED_Test”を入力し、Encoding から UTF-8 を選択。Finishボタンを押します。
左上に LED_Test が表示されていればOK。
Source Files を選択し、2本指でクリック(=Windowsの右クリック)して現れるポップアップメニューからNew/C Main File を選択します。
File Name に main を入力し、Finishボタンを押します。
Source Files に main.c が追加されます。
トンカチアイコン(Build) をクリックして下の方に緑色の字で、BUILD SUCCESSFUL と出ていればここまで全てOKです。
File/Project Properties を開く。
左側のリスト Categories から xc16-gcc を選択、
Option Categories から Preprocessing and messages を選択し、
C include dirs に bc_usbkit_pic24f のパスを追加します。
Source Files を選択、2本指クリックで、Add Existing Items from Folders を選択。
bc_usbkit_pic24f を追加します。
Source Files の下に、bc_usbkit_pic24f があればOKです。
main.c に
#include <system.h>
を追加して、トンカチとホウキのアイコン (Clean and Build) をクリックします。
BUILD SUCCESSFUL と出ればOK。準備完了です。
写真のように BC-USB-Kit と PICKit3を接続します。
# BC-USB-Kitは電源をMBAの右側のUSB端子からとっています。
main.c に
SYSTEM_Initialize(SYSTEM_STATE_START); LED_On(LED_D1);
の2行を追加して
ビルド= トンカチとホウキのアイコンをクリックします。
そしてとなりにある緑色の右向き三角アイコン= Run Main Project をクリックします。
BC-USB-Kit のLEDがオレンジ色に光っているのが確認できれば成功です。
以上。
2015/04/15 初稿公開